東京白金は、過熱していない!?18:02

ようやく、米国長期利回り・ドルの上昇が一服したことで、NY金・NY白金ともに安値から切り返すことができました。ただし、あくまでも一服しただけであり、もう一度両方ともに反発する可能性はあります。ただし、そういった要素で売られているのならば。貴金属は買い拾う方が良いでしょう。なかでも、私は前々から推奨しております白金相場です。一攫千金を狙うのは、この商品しかないと考えております。

<東京金>

まず、東京金ですが、再び米長期利回り反発に備える必要はあります。今回の米長期利回り・ドル上昇は、米要人発言によるものであり、何の根拠もないと考えております。14日には、パウエル米FRB議長のウエブ会議で追加経済支援策を打ち出すとの期待もあり、そこが先ずはポイントになりそうです。おそらく、昨年もそのような期待はありましたが、結果期待外れに終わっているだけに、14日~15日の日本市場は警戒しておく必要があります。東京金の場合は、まだテクニカル面で上値の重い展開が予想できるため、目先戻った場面は強気してはいけないと考えております。私の予想レンジ6300円~6150円をイメージしております。

<東京白金>

東京白金も、やはり米長期利回りが上昇した場合、上値を抑える可能性はあります。ただし、生産国南アでコロナ変異種感染拡大していることや、中国政府が企業へ水素燃料のための白金確保を求めていること、自動車触媒として使用されるイリジウム・ロジウムが高値更新していることなどから、白金は割安商品と考えております。再三述べておりますが、日本市場に上場しています貴金属の中で、直近5年間で高値更新していないのは白金だけです。しかも、過去5年間でNY白金は1000ドルを上値にして売り叩かれておりましたが、その時はファンドの買いが大量にあったため、白金独自材料に乏しく、その手じまい売りで下落する場面が再三ありました。しかし、今1000ドルを上回っても、ファンドの買い越しポジションは、僅か27000枚しかありません。これは、お金の力で持ち上げた相場ではなく、必要な人が必要な分だけ購入した相場と考えております。そのため、昨年3月のようにファンドの買い越しが、仮に50000枚を上回った場合や、他貴金属が上昇波動に転換した場合は、一番伸びしろがあると考えております。昨年までの値ごろは無用で、買いで臨むのが良いと判断しております。

<日経225>

日経225は、昨日ブログ更新後に新規買いしました。成立値段はバラバラですが、28200円~28080円で買い拾いました。上昇の勢いが弱まらず、天井を付けた感覚はなかったことから、買い拾いました。ただし、本日安値で買った分だけ、300円の値幅を取って利益確定しました。29000円を上回る相場も想定しておく必要があるため、もうしばらく買いの意識で臨みたいと思います。

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