東京白金は買い方針です。本日は端的にお伝えします。
中国政府は、3月に5か年経済発展計画を発表します。そこで環境問題について話が出ることでしょう。環境問題といえば、脱炭素化であり、中国では水素燃料開発に力を入れております。水素燃料電池に白金が使用され、今後予想以上に需要の伸びを記録すると考えております。そのため、以前の価格は完全に無視するしかありません。パラジウム相場や、5000円から7000円まで上昇した金相場をイメージしておくのが良いでしょう。
東京金は、徐々に底堅く推移すると考えております。各国中央銀行が量的金融緩和に踏み切ったことから、米国金ETFは減少傾向にありますが、各国の保有金残高が増加している可能性があります。現に、ロシアは前年比37トン増加、ベネゼエラは同53トン増加しております。そのため、今後安値歓迎の買いが入りやすいように思います。