NYパラジウムをイメージしながら。16:54

東京白金を、昨日3740円で買い増ししましたが、本日日中取引で失速しました。

ただし、夜間取引で高値更新しているため、日本人投資家が買いついている相場ではないことから、天井を打ったとは思えません。しかも、昨日もお伝えしましたが、白金は国策であるため、実需は安値歓迎ということになりそうです。このまま買いポジションは維持しておきたいと思います。

キャプチャ

ちなみに、このチャートはNYパラジウム日足になります。2018年半ばから2019年前半までの半年間になります。ご覧いただいて、ご理解していただけると思いますが、NYパラジウムは800ドル台から半年後に1400ドルまで上昇しました。(その後は2800ドルまで上昇。)ただし、そこまでは上げたり下げたりの繰り返しでした。肝心なのは下値を切り上げているのか、上値を切り下げているのかになります。このチャートを見ますと、下値を切り上げております。このチャートをイメージしておく必要があります。

以前までのNY白金は、800ドル~1000ドルのレンジでした。このレンジが、グリー政策や南アのコロナ変異種感染者拡大などにより、1000ドル~1200ドルのレンジに切りあがったように思います。ミクロで見ますと、1050ドル~1150ドル、1100ドルを値固めできれば、1200ドルまで上昇すると予想しております。しかし、パラジウムでも、1200ドル台では一旦売り物が出ました。1200ドルから修正したのちに、再び1200ドルを回復した場合は、買い増しをする必要があります。

再三述べておりますが、白金は国策で必要な商品、5年間で高値を更新していない唯一の商品、水素燃料自動車により需要が現状の5倍から10倍増加する商品、それと世界中で金融緩和を行っているのが、白金の強みです。下げ続ける要素はありませんが、一つ上げるならば金融引き締めでしょう。それ以外は、押し目買いの相場と考えております。

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