祝日前に、大証白金は2900円台、3500円台の買い玉を残し、それ以外の買い玉は4100円前後でほぼ利食いいたしました。正直、短期的に4100円で新規売りしました。売り越しにはしていませんので、もし大証白金が来週下がらないようならば、再び買いに回ろうと思います。日本の日柄ポイントは的中しておりますが、1か月のもみ合いから上昇した相場が、僅か1週間ほどで天井を打つとは思えません。天井を意識する必要はないと考えております。目先的に売り物が出るかもしれませんが、前回でもコメントした通り、世界のテーマである白金、2020年の生産量は170トンと年々減少、それに対し中国での宝飾品需要が増加傾向、中国・北米でパラジウムから白金へ自動車触媒需要が移行しはじめていることから、需給ひっ迫感は継続されることでしょう。電力不足が浸透しますと、予想できない相場が実現することでしょう。2008年の白金上昇は、南ア電力不足によるものと言われておりますが、中国の需要も重なったため、あのような相場を演じました。つまり、供給不安だけでは上昇が続かず、需要が後押しするかが、今後の相場ポイントになります。しかし、今お伝えしましたように、白金は世界のテーマになっているため、高かろうが買いが入りやすいのは事実です。流れに逆らわないようにします。
日経225は、新規買いしました。本日公表の外国人投資家、個人投資家のポジションですが、外国人投資家は4215億円買い越し(前週749億円売り越し)に転じ、個人投資家は4042億円売り越し(同4300億円買い越し)に転じております。あくまでも2月5日までのポジションになります。まだ上値余地が残っていると考えております。
東京金は、やや上値の重い展開が予想できます。ファンドの資金が金から白金に流れていることもあり、金へ投資資金が流入しにくくなっていおります。中国が旧正月入りしたことや米国金ETFが減少傾向にあることから、もう一度NY金1800ドル割れも意識されると考えております。あまり強気せずに静観していこうと思います。
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