大証白金は、まだ下値を試すと予想。基本は買い方針ですが、中国旧正月中にファンドが買いポジションを増加させ、買われすぎた相場であるため、そのしっぺ返しが出てくると考えております。買い安心感があることから、買いはまだ手控えたいと思います。
このチャートは、大証白金の日足になります。25日移動平均線と現在値との乖離が434円であることから、明らかに買われすぎになっております。今回の上昇のスタート地点は3515円、その価格から直近高値4524円まで1009円上昇しました。黄金比率で考えますと、0.382押しで4139円、0.618押しで3901円がターゲットになりそうです。本日、4280円前後で買いが集中していたこと、先ほど2月15日の窓を埋めたことから、下値を試すと予想しております。しかし、本日も大幅安を演じるようならば、短期的な買いを考えていきます。
大証金は、やはり白金安につられました。以前から指摘していますように、今の金は脇役であり、相場につられやすくなっております。しかも、米国の巨額経済対策の期待により米長期国債安、利回り高となっていることや、ビットコインが5万ドルまで上昇していることが、金の魅力を半減させているようです。26日に巨額経済対策の決議が行われる予定ですが、それまでは投資資金流出は避けられないでしょう。
日経225は、買い玉を利食い損ねてしまいました。まだ買いポジション維持しております。ここにきて急ピッチに上昇した日経平均株価ですが、本日の下げたことにより、やや過熱感が和らいだように思えます。30000円を値固めするようならば、再び31000円をトライすると予想しております。来月のメジャーSQまでは、大幅急落はないと考えております。
建ち玉相談は、電話、メールにて承ります。お気軽にご連絡ください。