白金は、もうしばらく静観。16:09

大証白金は、まだ下がる余地があると考えております。限月のサヤが順ザヤであることや、昨日もコメントしましたように25日移動平均線と価格との乖離が大きいことなどから、いったんNY白金で〇〇〇〇ドル割れもあると予想しております。そのため、引き続き静観していきたいと思います。徐々に下がる場合は売り叩かれる危険性があり、一気に下げた場合は買いチャンスと考えた方が良いでしょう。

日経225は30000円を割り込みました。日銀のETF買いが見られなかったことで、売り圧力が強まったようです。30000円台で日銀がETFを買い拾っていないことから、やや高値警戒感が出たようです。しかし、まだ流れが変わったとは考えていないため、引き続き買いポジションは維持しておきます。

大証金は、もうしばらく売り有利の展開になりそうです。市場はテーパリング期待から米長期国債利回りが上昇し、ビットコインも上昇していることから、以前も指摘しましたように、金から投資資金の流出しております。仕方がないことです。ただし、テーパリングの意識が強まっていることから、今後米経済指標が重要になります。つまり、米経済指標が予想よりも悪化するようならば、NY金に買いが入りやすくなります。とはいっても今は、買い妙味がないため、積極的なトレーディングは見送りたいと思います。

トウモロコシは、これから作付面積が重要なポイントになることでしょう。中国の需要増で、シカゴコーンは5ドルを維持しておりますが、穀物価格の高騰が世界経済の懸念要因になったり、米農家の作付け意欲が強まると、いったん修正安を演じる可能性があります。昨日、アウトレットフォーラムで、米農務省が2021年米国コーン作付面積を9200万エーカーと予想してきました。20年は9080万エーカーであるため、120万エーカーの増加予想となります。さらに作付面積増加予想が出てきますと、相場の圧迫要因になることでしょう。ただし、今までの相場と異なるため、あまり下値を意識しすぎない方が良いでしょう。夏場まではシカゴコーン〇.〇ドルを維持する可能性が大です。

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