大証白金は、2月からのコメントを見て頂きますと、今後のイメージがしやすいと思います。
本日、大証白金は予定通り4000円を割り込んできました。以前新規売りした全てのポジションに利益が出ております。当然、2900円台と3500円台の買いポジションは維持しております。
さて、ここからです。正直まだ上昇するとは思えません。米長期金利の変動や株価の動向に左右されがちではありますが、上昇相場に発展するには更なる安値、若しくは4000円を挟んだ揉み合いを1~2週間行う必要があると考えております。ファンドの手じまい売りは、思ったほど活発に行われておらず、大証白金市場でも一般投資家の投げ売りも不発となっているように思えるため、私自身もう一段安をイメージしておきたいと思います。
このチャートを見れば、買いたくなる値段がイメージできると思います。
日経225は、昨日コメントしましたように、やはり再度売り直されてきました。本日は、ファーストリテイリングやソフトバンクGPが下げたことにより、日経平均株価が大幅安を演じました。値嵩株が売られるということは、やはり米長期金利高止まりによる警戒心が出ているようです。まだ、買い相場には発展することはないと考えております。本日公表した東証1,2部の外国人投資家及び、個人投資家のポジションですが、外国人投資家は3812億円売り越し(前週383億円の売り越し)に拡大、個人投資家は4695円買い越し(同30億円売り越し)に転換しておりました。これは、あくまでも2月26日までのポジションになりますが、このことから今週の動きを予想しますと、おそらく個人投資家の投げ売りが出ているため、株価が下落しているように思います。株価がアヤ戻しを演じているところは、外国人投資家の買戻しでしょう。ただし、外国人投資家が大幅売り越しになったことは事実です。それを無視するわけにはいきません。
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