大証白金は、年後半に景気が回復するとの見通しから、本日は急反発しました。しかし、高値ではやれやれの売りも出ていることから、伸び悩みを見せました。ただし、トロント・ドミニオン銀行は、プラチナとパラジウムをかなり強気しているレポートを出しました。正直、ミクロの動きは未だレンジ相場になっておりますが、マクロでの見方は依然上昇相場継続と考えております。再三述べておりますが、根本に環境問題があるため、以前のように需要が落ち込みをみせるとは思いません。そのため、保合いを下抜けた場合、騙しになるケースが多いと予想しております。
大証金は、依然としてレンジ相場を意識しておくのが良いでしょう。先週もコメントしましたが、大証市場で6000円値固めしておりますが、上昇し続ける材料は今のところありません。そのため、ファンドが高値を買う要素はないということになり、6100円台は売られやすいと考えております。大相場を意識するには物足りない商品になります。
日経225は、明日まで堅調に推移するかもしれませんが、30000円乗せには時間がかかると考えております。本日配当権利確定日であり、配当再投資が本日と明日で、2日間行われるのではと言われております。そのため、堅調に推移する可能性はありますが、その戻した場面(反発)は売り物が出やすいと考えております。ここからは、売りを意識しながら相場を組み立てていこうと思います。
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