白金は、昨日もお伝えしましたように、米中経済指標良好にもかかわらず、内外ともに上値の重い展開を見せておりましたが、さすがに昨日IMF(国際通貨基金)の世界経済見通しで、1月時点よりも世界成長率が伸び、年後半にはコロナウィルス前の経済に戻るといった見通しから、本日大幅上昇しました。本日も新規買いしました。しかしながら、夜間取引に入り4360円で300枚の買い注文が入っていたことから、やや下振れに注意しておきたいと思います。ただ、白金相場の流れは変化なく、NY白金1200ドルの値固めをして上昇しているため、次は1300ドルを近い将来試すと予想しております。ここにきて、内外のファンドが動き出しているように思います。
大証金は、世界経済回復が上値の重しになりましたが、ドル安・米長期金利低下が下値をサポートしたように思います。考え方は、昨日と変わりはありません。ただし、高値を追いかける相場ではないため、そこは慎重に対処していきましょう。
日経225は、買い方針継続ですが、先月米バイデン大統領が発言したインフラ投資に2兆ドルを投入する計画に対し、反対意見が出ており、2兆ドルは困難との見方が、株式市場の上値を抑えているようです。やや、30000円台では買いが続かなくなっているため、当面は29500円~30500円を意識して取り組むのが良いと考えております。
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