大証金は、やはり上昇してきました。この1週間で米国ETFが9トン増加したことや、実質金利低下が金の追い風となっているようです。インフレ警戒感が一服したとは言え、未だ期待インフレ率が高水準で維持していることから、金の深押しは今のところないと考えております。押し目買い方針継続。
大証白金は、買い方針ですが、本日日中取引の動きを見ますと、やや上値が重くなっているように思えました。もう一段上昇すると、強気筋の買いも入りやすいと考えておりますが。本日、日本時間午後に公表しましたWPIC(ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)のプラチナ四半期需給報告では、第一四半期は1トンの供給不足、2021年の需給は5トンの供給不足の見通しでした。前回3月に公表した2021年の需給見通しは、1.9トンの供給不足であったため、それよりも供給不足が拡大するとの見通しでした。それに加え、徐々に南アのプラチナETFが増加しております。投資資金が白金に入り始めている表れと考えて良いでしょう。
大証トウモロコシは、予想以上に急落しました。ここまで相場が崩れますと、一番天井を付けたと考えて良いでしょう。しかし、中国の大口成約が止まりません。インフレ警戒でファンドの手仕舞い売りを誘っているように思いますが、それが一巡すると急激な反発もあると考えております。ここからは、波乱含みの展開をイメージし、あまりポジションを膨らませない方が良いと思います。
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