大証白金は上値の重い展開となっております。
5月17日のジョンソン・マッセイ社のPgmマーケットレポートで、2021年のプラチナ需給予想により、利食い売りが出ているように思います。(せっかくWPICは強気の見通しを発表したのですが。)同社の2021年見通しは、投資需要が急激に落ち込み、プラチナ価格の上昇で、中国の宝飾品需要回復の妨げになっているとの内容でした。(レポートから一部抜粋)
恐らく、米長期金利上昇により、今まで金同様、白金ETFが減少していましたが、ここ数週間前から南アETFが増加傾向にあり、投資需要減少に私は疑問視しております。
ただし、このレポートのおかけで、買い気が薄らいだのは事実であり、大証白金が上昇するにはやや時間がかかりそうです。
大証金は、高値圏を維持しておりますが、短期的に上昇したため、下落(押し)に備えておくのが良いでしょう。昨年7月に高値を付け、30週下落し底打ち、今は11週の上昇となっております。まだ、相場の流れに変化はありませんが、〇〇〇〇円あたりまでの修正安があっても不思議ではありません。そのため、安値の買い玉のみ維持し、買い増しした分を利食い売りとします。
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