昨日は、お客様のところへ出向いていたため、コメントを更新できませんでした。
さて、本日も貴金属は堅調に推移しております。先週末の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は市場予想を上回ったものの、失業率が悪化したことで、金融正常化はもう少し先になるとの見方になり、NYダウ、NY金などに投資資金が流入したように思えます。
大証金6400円台、NY金1800ドル台を回復しており、日本時間8日午前3時に公表するFOMC議事録までは堅調に推移することでしょう。以前から述べていました大証金6200~6400円レンジ、NY金1750~1800ドルレンジを上抜けてはいますが、飛びつき買いは避けたいところです。
こちらは、NY金日足チャートになります。白丸で囲んでいるのが、FOMC後のロウソク足になります。FOMCでは、利上げ前倒し観測が出たため、商品市場全般売り叩かれることになり、その議事録が8日(日本時間)に控えているため、再度弱材料と受け止められる可能性があります。引き続き、NY金1750~1770ドルは買い狙い、大証金6200円~6300円買い狙いで臨みたいと思います。
大証白金は、以前から指摘しているように、未だ3600円~4000円のレンジを想定しております。もしかすると、4000円を瞬間上回る場面もあるかもしれませんが、そこは強気する相場ではないでしょう。ファンダメンタルズは強気で推移しているため、下落場面を弱気する必要はありませんが、テクニカル面で見ますと、日足は強気、週足は弱気で推移しています。そうすると、もうしばらくは下値での日柄が必要であり、高値を買い上がるのは危険だと考えております。
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