本日の大証白金は、再び世界的にデルタ株感染拡大を嫌気した売りが炸裂したようです。一方、大証金はデルタ株感染拡大懸念や、米ADP雇用統計が予想を大幅に下回ったこことで売られましたが、早期テーパリングが後退し、デルタ感染拡大によるリスクヘッジの買いが入ったように思います。(ただし、米雇用統計とADP雇用統計は一致しないケースが多い。むしろ、ADP雇用統計が悪かった分、市場の反応は米雇用統計が良かった方に影響します。つまり、非農業部門雇用者数事前予想75万人増加を上回る数字ならば、テーパリングを意識した売りが出る可能性があります。しかしながら、年内テーパリングは、すでに市場は織り込んでいると思われるため、その反応は限定的と思います。)
さて、大証白金ですが、昨日もコメントしたように、デルタ株感染拡大により需要減少が意識されますが、それに代わる需要も出始めているため、引き続きNYプラチナの1000ドル以下を弱気せず、買いスタンスで臨みたいと思います。
ただし、まだ上昇相場の勢いは感じられず、米国レイバー・デーの週は、プラチナのイベントも予定していることから、来週以降に期待していきたいと思います。
大証金は、引き続き6300円台買い拾いと考えております。8月11日に6105円まで下落し、2週間かけて6436円まで切り上げてきました。少し息切れする場面でもあり、明日の米雇用統計も控えていることから、押し目を待って買うのが良いでしょう。大証金の買い拾う価格帯は、〇〇〇〇円~〇〇〇〇円を考えています。
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