大証白金、流れは下向き。17:49

大証白金は、引き続きパッとしない1日でした。昨日もコメントしましたが、短期チャートで買い転換しそうなところで、売り物が出て下落していることを推測すると、何か圧力がかかっているように思います。昨日の夜間取引開始直後、300枚以上の売り物が出たため、3305円まで下落しました。NYプラチナ夜間取引もプラチナスポットも、そこまで下落していなかったのですが。(NYプラチナ昨日安値942ドルですが、その価格よりも7ドル以上売り叩かれたことになります。)

 まだ、ファンドは上値を抑えつけており、大証市場ではまとまった手じまい売りも出ていることから、大証白金期先は、NYプラチナ換算価格で7円ほど割安になっております。スポット価格との比較は、30円ほどの割安です。

 世界で大証白金期先は、一番安価になります。しかし、上昇するきっかけが今のところなく、売り方主導の相場です。新規売りも悪くはありません。ただし、ロスカットは設定しておくべきでしょう。ポイントとしては、昨日の大証白金高値3394円以上、若しくは13日の始値3459円と考えております。

こちらは、大証白金の日足チャートになります。2番天井を付けてから88営業日ダウントレンドを継続しており、反発も大きくなることを予想しております。ただし、流れの変化はないため、ロスカットは必ず入れながらの売りは有効と考えております。

 

 大証金は、21日~22日のOMCまでは小動きと考えております。しかし、以前からお伝えしていますように、NY金1800ドル割れ、大証金6300円台はコツコツと買い拾うのが良いでしょう。当然、テーパリングが意識されると、売られる危険性があるため、勝負は避けるべきでしょう。

 

日経225は、まだ崩れにくい相場と予想します。菅総理が実質辞任表明による急激な上昇ならば、すでに29000円まで下落していると考えております。しかし、30000円を維持しているということは、下落相場に逆で、今度は売り方が苦しんでいる場面と受け止めております。つまり、売り方にとっては下げて欲しい期待や、下がったところで買いを意識していることなどから、なかなか崩れにくい相場と考えております。とはいっても、ここまで上昇ピッチが速いこともあり、正直私も、今は様子見ております。

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