相場の岐路に立つプラチナ相場。

 米長期利回りが上昇、ドル高に振れたことで、NY夜間取引市場に売りが先行しております。

 本日の大証市場を振り返りますと、金は堅調に推移したと思います。ただし、買い転換したとは言えないため、もうしばらくは下振れも視野に入れておく必要があります。6260円を維持できるようになれば、相場に変化が出てくる可能性があります。まだ強気しない方が良いでしょう。白金は、3500円が上値の抵抗になっておりました。3460円が下値サポートしておりますが、ここの価格帯を2~3日維持し、3500円乗せるようならば、買いチャンス到来と見て良いでしょう。ただし、3460円を維持できずに、再び3400円前半まで売られるようならば、もう一段安も考えられます。つまり、今は相場の岐路に立っているように思います。ここは、慎重な見極めが必要と考えます。

 日経225は、本日配当権利取り最終日にもかかわらず、30000円を割り込みました。明日は、自民党総裁選も控えているため、29400円どころまでの修正も視野に入れておく必要があります。30000円を維持できなくなったため、今のところ買いは静観しておく必要があります。仮に29400円台があれば、買い拾ってみるのも良いと思います。

全ての商品が、相場のポイントに差し掛かっています。ここは、どちらに動いても良いポジションを取っておきましょう。

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