本日、予想以上に株式市場が落ち着いた動きを見せました。警戒していた上海総合は、1.2%高でスタートし、最終的に0.67%高で取引を終えております。私は、以前から日本株式市場に中国売りヘッジが入っていると考えていたため、中国休場明けにより日本株への売りヘッジは必要なく、来週以降日経225は28000円半ばまで反発する可能性があります。しかも、14日衆議院解散、31日衆議院選であるため、さらに上昇する可能性も出てきました。
大証白金は、来週月曜日夜間取引の始まりで、今後上昇するか否かがハッキリすると思います。5月からダウントレンドを継続しておりますが、すでにその水準まで上昇しております。しかし、この水準を終値ベースで維持、若しくは上抜けないと、再び売り叩かれることも予想できます。ここは、慎重に対処していきたいと思います。
大証金も以前からお伝えしていますように、もう弱気する相場ではないと判断し、本日6300円を維持しました。力強さは今のところ感じられませんが、来週も6300円を維持できるようならば、6400円~6500円まで上昇すると予想しております。ちなみに、本日の米雇用統計の事前予想は、非農業部門雇用者数50万人増加、失業率5.1%です。仮に事前予想を上回る良好な数字だったとしても、すでに市場は11月テーパリングを意識しており、一時的な下落に止まると予想しています。いずれにしても、大証金は買い目線で見ておきたいと思います。
基本的な私の戦略は、買うか買わないかになります。ただし、完全に相場が反転したわけではないため、ここは慎重に対応するのが良いと考えます。建玉に関するご相談は、080‐653-1005までご連絡ください。