先週末の米雇用統計は、予想以上に悪い内容でした。そのため、11月FOMCでテーパリングを決定するといったシナリオに対し、市場は疑心暗鬼。ただ、ドル高・米長期利回り上昇していることを考慮すると、今回の米雇用統計の数字は重要視していないのかもしれません。
大証金は、大きな上髭線を形成しましたが、買いに転換しました。米長期利回り上昇は、金そのものの上値を抑える要因になりますが、1750ドル近辺でNY金が推移していることは評価に値すると考えております。テーパリング実施までは、恐らく1800ドルを上抜けないと予想しておりますが、それ以降は再び高値追いをイメージしております。
大証白金は、ようやく買い転換しました。本日の日中取引で、お客様には買っていただきました。遡ること、昨年11月から今年5月までアップトレンドを形成していた大証白金が、5月以降ダウントレンドを形成し、10月11日に上抜けました。そのため、再び4~5か月間のアップトレンドを形成すると予想します。3100円台の後の3700円台は買いにくく、押し目を待ちたいところではありますが、今週・来週は買いポジションを増やす時間帯のように思います。
本日は、金と白金がテクニカルで買い転換したことをお伝えしました。もっと詳しく知りたい方は、080-4653‐1005までご連絡ください。