大証金は、昨日6400円前半まで売られる可能性があるとし、新規買いは静観するとお伝えしました。しかし、私の予想に反し、6550円で本日取引終了したことにより、依然上値余地があると考えます。ただ、本日21時30分に米雇用統計を控え、その前後で下落したところを買い拾うのが良いと考えます。ロスカットは、6499円以下が良いと考えます。
大証白金は、昨日大証金と反比例の動きをしました。昨日の白金下落は、テーパリング決定の影響がメインではなく、SOX指数(半導体指数)上昇していたため、直接的な半導体不足の影響でもないと考えております。ということは、私なりに考えた結果、世界的にコロナ感染拡大が重しになったのではと思います。それに加え、テーパリングの影響も多少受け、香港市場上場しているカイサ・グループHD(不動産開発業者)が本日から売買停止なども要因ではないかと考えます。ただし、以前からお伝えしているように、白金の需要は徐々に増加傾向にあるため、NYプラチナ1020~1030ドルでは実需の買いが入りやすいと考えております。
ドル円も多少円高に振れておりますが、まだドル高・円安の流れに変化はなく、今週(11月8日の週)、大証白金が3850円以上で取引終了するようならば、次週(11月15日の週)は、大幅上昇も期待できます。ただし、そうならない場合は、11月24日のWPIC四半期需給報告まで、3800円を挟んだ横ばいかもしれません。
私自身は、大証白金を強気しております。
日経225は、やはり29500円でサポートしました。基本は買い方針です。30000円台は近い将来あると予想しております。その理由は、現在日本企業の決算発表真っ最中ですが、来週金曜日がピークとなり、それ以降さすがにNYダウの顔色を見ながらの動きになると予想します。NYダウは、依然上昇余地を残していると予想しており、日本企業の決算発表終了後に、更なる高値も期待できると考えております。
本日は、大証白金メインにコメントしました。建玉に不安がある方は、080‐4653-1005までお気軽にご連絡ください。メールでの対応も行っております。