本日は、日経225が下落したため、買いポジションのロスカットが成立してしまいました。基本は買いスタンスですが、今週ピークを迎える決算発表が通過しない限り、上昇は厳しいかもしれません。ここは、一呼吸おいて相場を見守りたいと思います。
大証白金は、円高、金安、株安の影響で、せっかくの上昇が水の泡となりました。ただし、買いスタンスは継続です。ここ数日間の動きを見ますと、簡単に言ってしまえば逆張り(レンジ内)相場ですが、徐々に下値を切り上げているように思います。
こちらは、大証白金日足チャートを拡大したものになります。私はペナント型の動きになっていると考えております。私のトレンドの基準は、実体線です。上髭、下髭は意識せずに、常に始まりと終わりをポイントにします。それで見ますと、10月25日終値から11月2日始値を結びますと、3829円が本日の上値抵抗線になります。一方、11月1日始値から11月8日始値を結びますと、3807円が本日の下値支持線になります。下値を切り上げ、上値がほぼ横ばいとなっているペナント型のチャートは、強気を表します。10日の終値が3830円以上ならば、さらに強気していきたいと思います。
大証金は、前日大幅上昇したため、本日は相場一服となりました。基本は買いスタンスです。先日もお伝えしたように、NY金1800ドル、大証金6550円が下値の目安になると考えております。先日のFOMCで11月からテーパリングを決定したことで、それまで上昇していた米長期利回りが材料出尽くし感で低下しております。このまま米長期利回りが落ち着いてくれれば、NY金1900ドルも視野に入ってきます。やや、ドル円も上昇一服感が出ているため、大証金の当面の目標ラインは6850円あたりと予想します。私の予想レンジは、6550円~6850円。
本日も大証白金を中心にコメントしました。それ以外のご質問は、080-4653‐1005までご連絡ください。会員も募集しております。