本日は、貴金属全般売られることとなりました。イギリスで開催していましたCOP26が閉幕し、本日からFRBが150億ドル規模のテーパリングを実施することから、大証白金は大証金以上に売り圧力が強まったように思います。本日の米国市場の動向を見ないと判断はしにくいものの、NYダウ時間外取引は大きく反応していないことから、貴金属の下落は一時的のように思います。
大証金ですが、買い方針継続です。しかし、先週末もお伝えしたように、短期的に過熱感が出ており、6800円前後での揉み合いを予想します。そのため、6700円台は買い場探し、6699円以下をロスカットでトレードしたいと思います。
大証白金は、本日上値の重い展開となりました。正直、先週末夜間取引の安値まで売り叩かれることは予想しておりませんでした。しかし、基本は買い方針です。ただ目先はテクニカル要因で売り叩かれる場面もあると思いますが、大証白金レンジ3800円~4200円、NY白金レンジ1050~1150ドルに移行したと判断しており、中長期買いスタンスを継続するのが良いでしょう。以前から再三お伝えしておりますが、白金の自動車触媒需要は更に増加する傾向があり、中国はコロナウィルスの関係で自動車部品を調達することができず、販売台数を減少させてきました。ただ、ここにきて東南アジアでの自動車部品工場はほぼ正常化に戻り、11月、12月は中国で自動車を増産する可能性があります。そのため、突込み(売られたところ)では実需の買いが入りやすいと考えております。
日経225は、買いポジションをマルにしました。ほとんどの買いポジションを無くしたわけですが、基本は買い方針です。私の予想では、早い段階で30000円をトライすると考えております。先週末で、企業の決算発表、マイナーSQが通過したことから、上値を抑える要因がありません。そのため、今後はNYダウの反発・上昇に素直についていく相場展開を予想しております。
本日は、3商品すべて買い目線でコメントしておりますが、相場の揺さぶりも意識しておきましょう。相場がおかしいなと思ったときは、迷わず高値の買いから処分するのが良いと考えます。詳しく知りたい方は、080-4653‐1005までご連絡ください。それと、会員募集しております。引き続きよろしくお願いします。