プラチナ、ゴールドは、未だ上値の重い展開続く!?17:37

 昨日もお伝えしたように、未だマーケット全般売りの意識を持って対処するのが良いでしょう。ここまで亀裂が入った相場は、簡単に上昇できないということになります。

 昨日、米国で初のオミクロン感染者を確認したことで、NYダウは高値から1000ドルほど下落しました。それが、金湯商品に不安心理をもたらしたようです。ただし、その感染者は軽い症状であるため、更なる下落は回避したように思います。しかし、未だオミクロンの正体が分かっておらず、上下の波乱は視野に入れておくべきでしょう。

 大証白金は、昨日コメントした通りです。アジア時間では、中国の買いが入りやすいものの、欧米時間ではファンドの売り圧力が強まっております。どれだけのネットロングに縮小したかはハッキリ言えませんが、私の予想では売り買いの差はほとんどないと考えております。そのため、きっかけ次第では買戻しも考えられますが、それ以上の買いは続かないと予想しているため、価格反発では新規売りを考えていきたいと思います。プラチナスポット価格で見た場合、1000ドルを上回ることは当面困難であり、予想レンジとしたら980~930ドルと考えております。ただし、930ドルを下回る可能性もあり、何度も言いますが、売りの意識を持って対処しましょう。

 大証金は、先日のパウエルFRB議長の発言により、15日のFOMCまでは1800ドルを上回ることは困難と考えております。そのため、戻りは売りで考えておいた方が良いでしょう。ただし、オミクロンショック、テーパリング加速以外に、材料が出てこない場合は、大崩れもないと考えております。つまり、安値を売り叩く相場ではないと思います。(要人発言でじりじり下げることはありますが)

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