大証金は、引き続き戻り売り方針です。昨日もコメントしましたが、すでにFOMCでテーパリング加速について議論が行われると誰しもが知っていることで、ショック安はない反面、それまではNY市場にて大口投機家の手じまい売り、新規売りが出やすいと考えております。。そのため、上値は重く、FOMCまでは少なくとも売りで対処するのが良いでしょう。
大証白金の3400円割れは買い拾われますね。プラチナスポットで言いますと、930ドル近辺は買い拾われやすいようです。しかし、何度もお伝えしていますように、2021年のプラチナ需給は24トンの供給過剰であるため、年内の1000ドル越えは困難と考えております。しかし、来年以降、世界的にワクチン接種が広まり、自動車販売台数増加が期待でき、WPICプラチナレポートに掲載していた20トン供給過剰(2022年プラチナ需給予想)が減少する可能性もあります。そうしますと、徐々に下値を切り上げることが予想できます。つまり、相場上昇期待は来年以降ということです。私の予想レンジは、プラチナスポット引き続き930~980ドル、大証白金3400円~3600円です。
日経225は、昨日NYダウが大幅上昇したにも関わらず、本日午前ファーストリテイリングやソフトバンクGなどが下落したため、売り叩かれる結果となりました。しかも、G社はオプション・先物売りを活発に行っていたことも、相場の上値を重くさせたように思います。しかし、午後に再び28000円を回復したことで、2日前にもお伝えしましたが、27500円以下は底堅く思えます。しかし、ここから反発した場面は、まだ売り物が出てくることでしょう。ただし、次に下落した時、27700円前後で下げ止まれれば、その時は買いを意識して良いと考えます。私自身、27000円台は弱気したくないところです。
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