本日のCPIは予想以上!?貴金属に注目。

本日、日経225、大証金は予想通り下落しました。大証白金は、もうひと踏ん張り欲しかったところです。

 大証白金は、大手格付け会社フィッチ・レーティングが、中国恒大集団の格付けを部分的な債務不履行を意味する「RD」に引き下げたことや、イギリスがコロナに対しての規制強化を行ったこと、来週のFOMCを睨んだ手仕舞い売りが進んだことなどで下落したと思われます。

 本日は、22:30に11月米消費者物価指数(CPI)が予定しております。前月に同指数が大幅上昇したことで、再びインフレ懸念が台頭し、貴金属が上昇、そのため米政府がインフレ封じに動き出すとの見方もありました。今回の予想も、前月を上回る上昇率になっております。ただし、11月は原油価格も右肩下がりであったため、果たして前月の数字を上回るかポイントになります。上回るようならば、再びテーパリング加速・利上げを意識した動きになりそうです。

 さて、大証白金ですが、やはり上値が重くなっております。おそらく、本日は中国実需買いが入ったと思いますが、CPIを控えているため、ポジション調整の売りがメインだったように思います。しかし、今回のCPIが予想通り、それ以上だとしても、すでにテーパリング加速、来年3回の利上げは意識されており、たとえ下振れがあったとしても一時的になると考えております。ただし、FOMCまではファンドのショートカバーも出にくいため、あまり高値を意識しない方が良さそうです。

 大証金、日経225に関しましては、080-4653-1005までお問い合わせください。引き続き、会員も募集しております。ただし、他ブログで既に会員登録している方に関しましては、ご遠慮いただく場合がありますので、ご了承ください。

当サイトは、商品先物取引に関して、私共の個人的な相場観を書いております。数字や予測値も個人的な見解です。本ブログの内容は、私共が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作成しておりますが、その正確性・安全性を保護するものではありません。売買は必ず、ご自身の判断で行ってください。

その他の貴金属銘柄記事