【昨日の米国·本日の日本市場】
本日の金融商品は、昨日ハト派であるブレイナードFRB理事が、タカ派姿勢を強化する発言をしたことで、米長期利回り上昇、ドル円上昇となりました。
株式市場は、タカ派発言や米国景気敏感株安を受けNYダウが反落したことで、日経平均株価が軟調に推移しました。商品市場は、金利上昇、ドル高でNY市場が下落しましたが、円安により大証金は反発、大証白金は反落と、明暗を分けました。
【無料会員サイト一部抜粋】
本日の無料会員サイトでは、大証金のロスカットが成立し、本日夜間取引で〇〇〇〇円以上ならば、再度売り直しを提案。大証白金は、ノーポジションならば、〇〇〇〇円台は新規買いを提案しました。日経225は、売りポジションを〇〇〇〇〇円〜〇〇〇〇〇円なら一度利確も良いとコメントしました。
※無料会員サイトは、数字を掲載しております。
【大証金】
さて、大証金ですが、米国要人タカ派発言により、NY市場は上値の重い展開となりましたが、円安が予想以上に進んたことで、大証市場がプラスに作用しました。昨日も、大証金は、売るか、ロスカットか、売らないかの3択とコメントしましたが、本日のNY市場下落より、円安が勝ったことを考慮すると、もう一段高を狙うしかありません。NY市場では、恐らくファンドが手仕舞い売りをしているため、NY金ETFが減少すると、もう一段安は考えられますが、横ばいならば、引き続きNY市場は1920〜1930ドルで推移することになるでしょう。
※相場の流れに反して新規を仕掛ける場合、ロスカットをしても影響が出ない枚数で狙いましょう。「それなら儲からないのでは?」と思われると思いますが、その新規ポジションに利益が乗り始めた時は、枚数を徐々に増やしていきます。トレンドフォローで相場と向き合っていきたいと思います。
【大証白金】
大証白金は、昨日、NY市場でファンドが買い玉を減らし、売り玉を増やしていると予想し、NY価格が下がらなければ、その売り玉の買い戻しにより相場が上がりやすくなるとコメントしました。しかし、昨日のNY市場が軟調に推移したことで、ファンド売りが有効と判断せざるを得ません。ただし、NY価格が下がると、需給が反応します。差金決済を狙い失敗した投資家の手仕舞い売り、価格下落を狙う投資家の新規売りの一方で、実需の買いが入りやすくなると予想します。ロシア戦争でパラジウム高騰したことで、自動車触媒代替品としてのプラチナ需要が加速、原油高騰により生産コスト上昇、中国の大量買い等が予想でき、NY市場950ドルが下値の目安と考えております。ただ、大証白金を既にワンポジション買っているため、相場が浮上し始め、チャートが好転した時は、買い増していきたいと思います。
ちなみに、プラチナスポット価格よりもNYプラチナ価格の方が、2~4ドル割高になっております。これでは、ナイメックス在庫の減少も期待できません。
日経225は、昨日の一般コメントと無料会員サイトをご参考にしてください。
今回の内容が参考になったという方は、無料会員登録お願いいたします。今後相場の動きがあった場合、会員サイトを起点としてコメントいたします。なお、他ブログで既に会員登録している方は、ご遠慮いただく場合があります。ご了承ください。