昨日、大証金はほぼ高値圏で売り直し(会員サイトでの指示)、日経225の売り玉は利確成立となりました。唯一、予想以上に下落したのが、大証白金です。無理ない枚数で買いポジションを維持。
本日の無料会員サイトでは、大証金〇〇〇〇円以下は一旦利確を提案、日経225は安値から〇〇〇円~〇〇〇円戻り(反発)を売り直しと提案しました。
【日経225】
日経225は、4月5日にコメントした通りの動きとなりました。
https://first-traders.com/metal/8312/
↑4月5月一般コメント
明日がSQ日(特別清算指数日)になります。昨日もオプションポジションに大きな変化はありませんでした。日経225は、未だ戻り売り方針です。空売り比率は42.9%であり、PERは13.09倍になっております。(4月7日時点)空売り比率を見る場合、空売り比率が上昇=市場弱気ということになります。今は価格が下がると、空売り比率が低下するため、売り方としたら利確優先で動いているようです。このような行動で底打ちはしません。以前のコメントでも、空売り比率が51.1%(3月11日)まで上昇し、市場が弱気しすぎたので、皆様方に日経225は弱気する相場ではないとアナウンスしました。それが、今回の上昇相場につながったわけです。ここ最近では、28000円台以上で売りを意識し、度々売り玉のロスカットも成立しましたが、今回はしっかり利益を取ることができました。まだ、売り相場は終わっていないと考えております。米タカ派要人発言により、米景気敏感株の上値が重くなっております。そのように考えると、日経225の上値も限界があると予想します。よって、引き続き戻り売り方針とします。
【大証金】
大証金は、常に指摘しておりますが、NY金ETFが減少しない限り、NY金は1920~1930ドルが居心地の良い価格帯と考えております。あとは、ドル円次第になります。円が予想以上に下落したため、当面は120円を割り込むことができないと判断しております。大証金の売り方にとっては、ETF減少がカギを握ると考えます。そのように考えると、未だロシア・ウクライナの停戦合意目処が立たない現状で、今はそんな期待できません。つまり、今大証金相場は下値も浅いと考えておくべきでしょう。(新規買いは、考えません。)基本の考えは不変、突込みは利確を意識していこうと思います。
【大証白金】
さて、大証白金ですが、一番売り叩かれやすくなっております。昨日は、NYプラチナ下値目安を950ドルと提示しましたが、本日その価格まで下落しました。これは、時間的に早いと、少し驚きました。ただ、以前からお伝えしているように、中国上海の無期限ロックダウンにより、大手自動車メーカー上海工場が一時操業停止、そのことが嫌気しているようです。中国上海のコロナ感染者拡大が、相場の下落要因になっております。しかも、NY市場でファンド売りが活発化していることも、今回の下落を招いたようです。本日の大証白金下落は売られすぎの状態になっておりますが、未だ不安定な動きが予想されます。そのため、無理のない枚数で臨むのが良いでしょう。目先は、買いと言いにくい相場ではあり、戻れば売られやすいと考えております。
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