いよいよFOMCです。その前に、いろいろコメントしても仕方がありませんので、簡単に述べたいと思います。
市場は、今回のFOMCで、0.75%利上げを9割織り込んでおります。つまり、0.75%利上げを確実視しており、それに対しFRBがどのように判断するかです。市場は、7月以降の利上げペースにも注目しております。そのため、ドットチャートとパウエル議長の会見に注目が集中することでしょう。今回の相場で注意するのは、日本時間16日午前3時と3時30分の2つ山ができる可能性があります。
今年は、11月に米国中間選が予定されております。バイデン大統領は、インフレ抑制を目標として臨むことでしょう。ただし、利上げを急ぎすぎて経済を悪化させるのは、本末転倒のように思います。そのため、バイデン大統領は、原油増産を促すため、7月13日から中東諸国を歴訪します。この結果次第で、9月利上げするか決まるように思います。
いずれにしても、今回のFOMC発表前まで、安値圏で推移している金融商品は、発表後に反発しやすいように思います。その発表後、24時間の相場動向を確認しないと、ハッキリしたことが言えないのも事実です。
先ずは、政策金利の発表を待ちましょう。