今週、欧米の敬愛指標に振り回される!?18:06

 本日は端的にコメントいたします。

今週は、米PCE(個人消費支出)デフレーター、米製造業購買担当景気指数、ISM製造業景況指数など、欧州でもインフレや景気に関する経済指標が、目白押しとなっております。

 大証金ですが、押し目買い方針継続です。しかし、NY金ETFが減少していること、大口投機家の買いが続かないことから、円安のみの上昇期待しかできません。つまり、高値を買う相場ではないと考えております。会員サイトでも述べたように、〇〇〇〇円近辺は売り物が出やすいため、買いポジションを一部縮小させ、再び突込みを買い拾うのが良いと考えております。必ずストップロスは設定しましょう。利食いはするけど、損切ができないという方は、相場を取りきることはできません。

 

 大証白金は、中・長期買いスタンスですが、目先は上値が重い展開となっております。先日もお伝えしましたが、NY市場で8月限から2023年1月限に、大口投機家のポジションが乗り換えしているように思います。しかも、取組みが増加・価格低迷していることを考慮しますと、大口投機家はネットロング(買い越し)からネットショート(売り越し)に転じていると判断しております。恐らく、景気後退懸念により大口投機家が売り叩いていると思われます。明日はNY市場で納会を迎えます。それ以降、乗り換え一服しますと、売り叩くことができずに、ショートカバー(買戻し)で反発も考えられます。いずれにしましても、NY市場930ドル、大証市場3980円を上回らない限りは、不安定な動きは避けられません。

買い要因・・・中国実需の買い、大口当業者買いポジション増加、プラチナスポットよりNYプラチナは5~6ドル割安、ナイメックス在庫低水準

売り要因・・・大口投機家売りポジション増加、ドル高

 

 日経225は、先日も指摘したように、やはり反発してきました。ロウソク足の窓を意識する場合、その窓を埋めずに下げたとしたら、2番底、若しくは再度下抜けの可能性があります。しかし、その窓を完全に埋めたとしたら、下値は浅く、戻り売りを吸収しながら反発するケースがあります。相場は、売りやすくなると下がらなくなるものであり、下落する場合は待ったなしです。そのことを理解するだけでも、相場を判断することができます。

 基本は買い方針ですが、〇〇〇〇〇円以上からは利確を意識し、押し目を買い拾うのが良いでしょう。今週は景気状況を示す指標が多数発表されることから、円買い、株売りになる可能性もあります。すべてを利確すると、買いにくくなるため、一部利確をお勧めいたします。

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