FOMCまでは、ポジションの変化なし。17:31

 本日は、端的にコメントします。

 先週末、欧米のPMI(購買担当者景気指数)が、市場予想を大幅に下回ったことで、再び景気減速懸念によりリスクオフとなったことから、金融商品全般下落することとなりました。しかし、その中でもNY銅価格は、堅調に推移していたように思います。

繰り返しの話になりますが、市場が注目しているのは、やはりFOMCです。それまでは、大口投機家もポジションを大幅に動かすことはしないと思います。ちなみに、現時点での0.75%利上げ確率は76.3%、1.00%利上げは23.7%となっております。

 

 大証金は、FOMCまで戻った(反発)ところは売られると予想しております。これも再三述べておりますが、先週末公表のCFTC建玉明細を見ると、やはり買いポジションが減少し、売りポジションが増加しておりました。このポジションは、先週19日までの1週間の動向であり、それ以降も私の予想では、買いポジションが減少したと考えております。つまり、NY金自体、かなり市場は弱気しているということになります。弱気しすぎた末路は・・・。

 

 大証白金は、金同様、FOMCまでの反発は、信ぴょう性に欠けると考えております。プラチナスポットとNYプラチナの価格差が縮小してきため、NYプラチナの売り圧力は弱回っていると考えております。しかし、大口投機家がまとまった買戻しを行うとしたら、やはりFOMC発表後でしょう。先週末のCFTC建玉明細を見ますと、当然ネットショート(売り越し)ではありますが、今回私が注目しているのは、880ドル以下で大口投機家は、4500枚ほど買いポジションを増やしておりました。その買いポジは手仕舞いすることなく、今でも維持していると考えております。本来、下落相場で同筋が買いポジション増やすことは、ほとんどありません。

 

 日経225は、先週お伝えした通りに、相場が動いております。恐らく、FOMCまでは大きな動きはないでしょう。詳しくは、会員サイトをご覧ください。

 

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