昨日米国市場は、IMFが2022年世界経済成長見通しを4月より0.4ポイントダウンの3.2%と発表したことや、7月消費者信頼感指数が市場予想を大幅に下回ったことで、景気減速懸念から売り優勢となりました。
ただし、本日FOMCを控えていることから、下値も限定的となりました。
前々からお伝えしているように、世界金融政策上半期のまとめは、今回のFOMCになります。そのため、日本時間28日午前3時の政策金利発表、同日午前3時30分のパウエルFRB議長記者会見が重要になることでしょう。
今のところ、0.75%利上げ確率は75%、1.00%利上げは25%となっております。0.75%利上げを決定したとしても、次回以降も大幅利上げをするのかがポイントになりそうです。
本日も昨日同様、FOMC前に色々述べても仕方がないと考えております。今週に入って、NY金・プラチナの商いが閑散となっており、NY金に限っては買いポジションが整理されているように思います。それが何を意味するのか・・・。過去のコメントにも掲載していますので、そちらをご覧ください。
一つ言えることは、FOMC後24時間経過しないと、市場が織り込んだか否か確認することはできません。そのことを踏まえて、FOMCの結果を待ちたいと思います。