いよいよ明日米CPI（消費者物価指数）の発表があります。昨日は、米CPIの市場予想を掲載しましたが、本日はエネルギーと食料品を除く米CPIコア指数の市場予想をお伝えします。6月から原油価格が下落しているため、インフレが収まったか否かの判断として、米CPIコア指数が重要になりそうです。市場予想は、前月比0.5%上昇（前回0.7%上昇）、前年同月比6.1%上昇（同5.9%上昇）となっております。昨年10月からインフレになった経緯があるため、恐らく9月米CPI発表までは、ある程度前年同月比は高水準で推移する可能性があります。ただし、市場予想を下回り、尚且つ前回数字をも下回った場合、市場はインフレが抑制されていると判断し、9月会合で0.25％～0.5%利上げを予想すると考えております。（今は0.5%～0.75％利上げ見通し）あくまでも、下回った場合の仮説になります。
【大証金】
さて、大証金ですが、現在の水準を維持しますと、明日買い転換します。詳しくは昨日のコメントをご覧ください。やや、NY市場で利上げに対する免疫が付いてきており、売り叩かれにくくなったと思います。NY金4月からの下落は、完全に大口投機家の手仕舞い売り・新規売りによるもの。当然、ETF減少も含まれます。それが、ここにきて下落しなくなってきたのは、大口投機家がやや方向転換をしてきているように思います。そのことから、以前もお伝えしたように、1700ドル台は買われやすくなると予想します。今後ですが、大証金の予想レンジを更に引き上げて、〇〇〇〇円～〇〇〇〇円と考えます。押し目買い方針。
【大証白金】
大証白金は、買い方針継続です。先週から私が信頼しているテクニカルが買い転換し、今週から週足も買い転換しました。以前もお伝えしましたが、テクニカルが買い転換したからと言って、下がらないということではありません。上昇し続けるということでもありません。相場が崩れにくくなるということです。NY金同様、NYプラチナの場合も大口投機家のショートカバーが不十分と考えております。そのため、逃げ遅れた同筋のショートカバーが、押したところ（価格が下げた）で出てくると予想します。
これは、あくまでも私のイメージですが、今回大証白金は〇〇〇〇円まで上昇すると予想しております。おそらくNYプラチナ市場における大口投機家のショートカバーによるものであり、その水準を長く維持することはできないと考えております。ただし、その後修正安を演じ、再び高値を更新する動きを見せると予想します。つまり、2段上げです。なぜならば、7月に1ヶ月間3600円～3800円で揉み合い、今回3900円突破したということは、1ヶ月間の上昇エネルギーが数日間で吸収するとは思えません。よって、仮に私の予想通り〇〇〇〇円まで上昇した場合は一部利確し、その後の修正安で買い拾う考えでいます。
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