昨日は、米雇用統計の非農業部門雇用者数は15万6000人増と事前予想を下回ったものの、FOMCメンバーらはネガティブな見方は少なく、利上げを否定する内容でなかったことから、NY金は心理的な節目を下回りました。
以前から私は、お客様・会員様に対し回帰トレンド分析の中のσ=—2を下回る4100円台は目をつぶっての買いとしました。4190円台で買った方は、4110円台まで下げたため、震えが止まらず、買い玉を決済した方が良いのか、若しくはここを全力で買い拾った方が良いのか、迷ってしまうことでしょう。
私ならば、全力で買いますが、もし資金的に余力のない方は、例えば買い玉1を決済し、2を買い直すやり方を取ります。損切売買です。値洗いマイナスを帳尻マイナス(実損)にして、買値を現値にするやり方をすることによって、気持ち的に楽になります。ただ単に損切売買をするのでは妙味がないため、以前の買い玉の倍を買い直すのが良いと考えております。
ここは頑張っていきましょう。ECBドラギ議長は、必要であれば、更なる行動も辞さない構えを強調し、QE縮小を完全否定したことから、今回の一連の下げ相場を幾分否定する内容が出たと言えましょう。
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