昨日の米住宅着工件数低下を受けての市場の反応は限定的でした。それよりも取引開始前に発表した小売大手の決算内容が、市場予想より好調だったことから消費の底堅さを確認、株高となりました。しかし、好調な決算内容を受けて市場は、FRBが再び大幅な利上げを行うのではとの思惑からドル円が上昇。
現時点での0.5%利上げ確率は、51.5%に低下しております。
本日の大証金は、昨日指摘した終値で7640円以上を上回ったことで、今後下げ渋りを見せると思いますが、ドル高の影響からNY金の上値は抑えられ、ここからの大証金の高値は強気する必要ありません。つまり、昨日も指摘したように狭いレンジでのトレードが必要な場面と考えております。
本日の大証白金は、昨日指摘したように終値で3915円を上回ったことで、金同様下げ渋りを見せると予想しますが、再三述べているようにドル高はNYプラチナの圧迫要因になるため、目先の4000円以上は期待薄と考えております。〇日間相場が堅調に推移することができれば、その後2段上げが意識されると予想します。引き続き、突込みは買い拾いと考えております。
日経225は、予想通り29000円を上回ってきました。(再三会員サイトで述べております)完全に踏み上げ相場になっております。ダブルインバース(日経平均が下落すると上昇するETF)の信用買いが増加しており、その影響から日経平均が下がらなくなっております。ただし、ようやく日経225が買われすぎの領域に突入してきたことから、短期的に新規売りをしたい方は、ここからの踏み上げを狙うのが良いでしょう。マイナス圏を売るのは危険です。
本日は、米小売売上高の発表があります。市場予想は、前回よりも低下しております。市場予想を上回ると、米国景気の底堅さが確認できます。果たして。。。
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