やはり、本日も大証市場は、上値の重い展開となりました。
昨日の米ISM製造業景況指数が市場予想を上回たことで、大幅利上げが継続するとの見方から、米2年物国債利回りが上昇・ドル高が、金融商品全般上値の重い展開となりました。
本日は、米雇用統計の発表があります。市場予想は、非農業部門雇用者数が30万人増加(前回52.8万人増加)、平均時給前月比0.4%上昇(同0.5%上昇)となっております。
仮に雇用者数が市場予想を上回ると、再び大幅利上げが意識される可能性があります。ただし、平均時給が市場予想の範囲内ならば、インフレ鎮静化で利上げ懸念が後退する可能性もあります。結果を見ないと判断できませんが、米雇用統計はそこまで重要な指標でないため、反応は一時的になりそうです。
本日の大証金の反発は、想定内です。ここまでの戻りは視野に入れておりました。ここから売り叩かれるようならば、大証金もテクニカルは売り転換します。しかし、7650円以上を2日間維持するようならば、再び相場が中立になります。ただし、昨日も述べたように、ドル高が継続しているうちは、NY金の上値は重くなり、大証金の反発にも限界があると予想します。引き続き、逆張り売り主体で考えておきたいと思います。
大証白金は、再び3600円前半まで下落しました。昨日NY市場で800ドルを割り込みましたが、大引けにかけて800ドルを維持したことから、800ドル割れには抵抗があるように思います。しかも、8月30日にも述べましたが、大口投機家がここ2日間でかなり売り叩いているように思います。そのため、プラチナスポットよりもNYプラチナが、23ドルも割安です。これは、私が見ている中で、かなりの価格差です。ただし、8月31日にも述べておりますが、戻って(反発)もまた売られることでしょう。そのため、もう少し売りの意識を持って対応するのが良いでしょう。上昇し続けるには、日柄が必要です。
ちなみに、大口投機家がかなり売り叩いていることから、ここからの安値を売り叩くのは危険と考えております。
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