本日は、中国人民銀行の外貨預金準備率の引き下げ決定、日銀の金融緩和継続の一方で、各国中央銀行の利上げ、利上げ観測により、アジア通貨安になっていると思います。そのため、ドル高というよりは、円安の勢いが強まっております。
このように考えますと、円安が一巡しない限りは、商品価格も堅調に推移する可能性があります。ただし、依然ドルは高水準であり、NY貴金属市場の上値を抑えると考えます。
【大証金】
大証金ですが、本日7700円台を大幅に上抜けました。買い気が70%まで上昇したように思います。ただし、これは私の持論ですが、大証金が上昇するためには、NY金上昇が不可欠となります。つまり、金そのものが上昇しない限り、大証金が上昇し続けるのは困難に思えます。とはいえ、私の予想ではドル円145円前後を窺う可能性も出てきたと予想しているため、大証金の下値を引き上げて考えるのが良いと思います。詳しくは、会員サイトをご覧ください。
【大証白金】
大証白金は、本日ヘッジで新規売りしました。いったんは、底打ちをしたように思いますが、セオリーで考えるならば、再び〇〇〇〇円台まで売り叩かれるように思います。その次の上昇を買いで考えるか、次の突込み(安値)を買い拾う方が良いでしょう。昨日は、米国がレーバーデーで休場でしたが、NYプラチナ時間外取引では大口投機家の買戻しが、一部入っていたように思います。そのため、プラチナスポットとNYプラチナの価格差が15ドルまで縮小しました。(最大で23ドルまで拡大)ただし、同筋の買戻しだけでは、NYプラチナの上昇に限界があります。NY金においても同じことが言えますが、同筋の新規買いが入らない限り、NYプラチナ900ドルを上回ることは困難と予想します。欧米の大幅利上げ観測が継続する中、景気減速・後退懸念を払しょくすることは、今はできません。円安の状況もありますが、日足でテクニカルが買い転換していない以上、ややバランスを取りながら様子見したいと思います。
【日経225】
日経225は、今週末SQ値(特別清算指数)が出ます。以前にも指摘しましたが、その価格を下回るようならば売り叩かれ、上回るようならば買われやすくなります。ただし、今はテクニカルが売り継続となっているため、会員サイトでも述べていますが、売り目線で見ておく必要があります。
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