昨日のコメントで、円安が進んだ理由を説明、その時ドル円は141円台半ばでしたが、本日144円台半ばまで更に円安が進みました。
昨日のISM非製造業景況指数が、市場予想を上回ったことで、FRBの大幅利上げ継続が意識され、ドル上昇、円はそれ以上に下落しました。景気関連指標は、市場予想を上回ると、利上げが意識されます。インフレ関連指標は、その反対です。現時点のフェドウォッチによる0.75%利上げ確率は、70%です。
さて、円安が進んでいることから、大証市場は買い進まれています。大証金に関しては、やはりドル高でも1700ドルに抵抗があるようです。(それほど大口投機家は売っておりませんので。)基本は買い目線ではありますが、昨日も述べたように、円安だけの上昇では、大証金を買い進むのには少し抵抗があります。明日21時15分にECB理事会、その後22時10分にパウエルFRB議長の発言が予定されております。10日からはブラックアウト期間に入ることもあり、FOMC前の最後の要人発言になります。私の考え方では、円高に振れる場面で、大証金の買いを増やしたいと思います。
この2つのチャートは、上がドル・円60分足、下はドル・インデックス60分足になります。こちらのチャートを見ても、円安が進んでいることが理解できます。つまり、円高に方向転換しなくとも、行き過ぎた円安の修正が起きても不思議ではありません。
さて、大証白金ですが、昨日売りヘッジしましたが、今でもバランスを取りながら様子を見ております。(基本買い越し、売り越しにはしません。)昨日のNY市場では予想していた通り、大口投機家のショートカバーが入ったように思います。しかし、まだ不十分なのかもしれません。昨日の米経済指標が良好だったことを受け、ショートカバーが入ったように思います。ただ、繰り返しの話になりますが、同筋が買いポジションを増やさない限り、900ドルを超えるのは困難と考えております。ましてや、明日のECB理事会で0.75%利上げを決定した場合、EUの景気後退懸念が浮上する可能性もあります。出てみないと分かりませんが、バランスだけは取って、次の突込みを買い拾いたいと思います。
日経225は、昨日コメントした通りになります。お客様、会員様は会員サイトをご参考にしてください。本日の会員サイトは、ほぼ予想レンジ内で動いております。
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