金融政策を受けての金融商品相場。(その2)17:45

 昨日から本日にかけての各国政策金利については、その1でコメントしておりますので、そちらもご参考にしてください。

金融政策についてコメントをアップした直後から、3円以上円高になりました。

 

こちらでは、金融商品についてコメントしようと思います。

 その1でもコメントしましたが、ジェットコースターに乗っているようで、正直酔っております。

以前から金融商品全般は、金融政策相場と指摘したように、本日はボラティリティの高い相場になっております。

【大証金】

 昨日FOMC前に、ロシア・プーチン大統領が軍の部分動員令に署名したことで、NY金は1690ドル目前まで反発しましたが、FOMC後にドル高に動いたことで、上昇幅を縮小する動きとなりました。

 今回の日米金融政策について大きく異なり、大きな流れではドル円上昇は避けられないと考えております。ただし、本日のNY市場の動向を確認する必要がありますが、引き続きNY金は1650~1700ドルレンジ、大証金は〇〇〇〇円~〇〇〇〇円レンジを予想します。ただし、2日間連続で大証金7700円を維持した場合は、売りポジション解消とします。会員様はご理解していただいていると思いますが、〇〇〇〇円前半まで下落した場合は、利確も視野に入れておきましょう。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

【大証白金】

 昨日のコメントでは、FOMC後にいったんドル安に動く可能性があり、その時にNYプラチナが反発したところは上値のポイントになると指摘しましたが、その前からNYプラチナは欧州水素需要期待感から943ドル台まで上昇しました。しかも、FOMC発表を待たずに、上昇幅を縮小し、FOMC後には更に下落することとなりました。昨日の19時から20時台では、プラチナ現物価格よりもNYプラチナ価格が5ドル割高となっておりました。しかも、NYプラチナの出来高は30000枚を推定で上回っており、FOMCを待たずに下落したことを考慮すると、欧州の水素需要期待材料を一旦は943ドルで織り込んだと判断しております。

ちなみに、現時点でのプラチナスポットとブリオンボールドのプラチナ現物価格より、NYプラチナ価格は1~2ドル割高になっております。しかも、900ドルをやや抵抗にしているように思います。明日から祭日取引できますが、来週月曜日終値で3980円を下回ると、もう一段安が考えられます。

【日経225】

 昨日のコメントでは、売り方針ではありますが、昨日日本株が弱気したこともあり、FOMC待たずに売り玉を利確することを提案。実際、FOMCで長期金融引き締めを嫌気した売りが殺到し、本日27000円を割り込みました。基本は戻れば売り方針です。ただし、一部の方・会員サイトでお伝えしましたが、〇〇〇〇〇円前後まで下落するようならば、新規買いも視野に入れておきたいと思います。

【お客様・会員様へのメッセ―ジ】

 いつも会員サイトをご覧いただきありがとうございます。常にチャートを掲載していますが、そのチャートの使い方は、①新規売買のエントリー②利食いエントリー③狼狽売り買い防止がメインになります。チャート上でのσ=プラス2を上回ると買われすぎ、σ=マイナス2を下回ると売られすぎになります。あとは、トレンドが上向きか、下向きを意識してトレードすると、かなり有効活用できます。

もしご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)

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