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21日のFOMC以降、相場の流れが一変したと考えております。そのため、米国市場では21日、日本市場では22日のロウソク足がポイントになると考えます。日本市場では、祝日を含む26日が波乱相場となったこともあり、当面は26日の大陰線を買切るエネルギーはないと考えます。
【大証金】
大証金は、引き続き戻り売り方針です。以前から述べているように、未だ投資資金が流出していることに加え、大口投機家の新規売りが出ていると考えております。ドル高が継続していることや、日本政府の介入警戒により円安の勢いが弱回ったことを考えると、大証市場はNY市場下落の影響を受けやすいと考えております。当面は、売りの意識をもって対処するのが良いでしょう。
【大証白金】
大証白金も当面は戻り売り方針と考えます。FRBが3会合連続大幅利上げをし、11月会合でも0.75%利上げが意識されております。データ次第とは言え、11月8日には米国中間選挙も控えていることもあり、インフレを抑えるためには0.75利上げはやむを得ないと考えております。CPIコア指数には、家賃が3割近く影響します。政策金利が上昇する中、住宅ローン金利も上がるため、現時点でマイホーム購入者が減少し、賃貸を選ぶ方が増えているようです。そのため、家賃が上昇し、同指標が下がりにくくなっているのも事実です。ただし、昨年10月から米国CPIが上昇した経緯もあり、来月の数字は鈍化すると予想します。しかしながら、相場に対する評価は、市場予想を上回ったか、下回ったかになります。ちなみに、来月の米国CPIは、13日です。
あまり、プラチナについてコメントしてませんが、今は金融商品全般が金融政策を意識した相場になっております。そのため、独自材料で一時的な反応はあったとしても、やはり今はドルやユーロ、株式市場がメインの影響を受けやすいと考えてます。先週プラチナ価格が上昇したことにより、NYやロンドンETFが減少しておりました。NY金同様、投資人気が離散していることになります。そう考えますと、当面はNYプラチナ相場の上値も重いと予想します。
【日経225】
日経225は、予想通りの展開になっております。基本は、もうしばらく戻り売り方針です。昨日もお伝えしたように、安値を売り叩く相場ではないと考えております。
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