ドルが緩むと、NY市場が反発しやすい。
本日メキシコ中銀の0.75%大幅利上げや、ECB理事会メンバーの「次回会合で最低でも0.5%利上げ、ただ0.75%利上げを選ぶ」と発言したことで、ドルが低下しました。ちなみに次回ECB理事会での1.00%利上げ確率は、3割まで上昇しております。
そのため、ユーロが上昇したように思います。
【大証金】
ドルが伸び悩むと買われやすくなっているのが、やはりNY金です。ロシア・ウクライナ問題や北朝鮮の弾道ミサイル発射等でⅤIX指数が上昇、そのためNY金に若干買いが入っているように思います。しかし、昨日も述べたように、米国の大幅利上げが意識される中、NY金がこのまま上昇し続けるとは思えません。私自身、NY金のレンジを1650~1700ドルでイメージしているため、その水準に合わせ大証金をトレードするのが良いでしょう。大証金の予想レンジは、会員サイトに掲載しております。
【大証白金】
大証白金は、ドルが強いか弱いかで動いているように思います。ただし、ドルが弱いとNYプラチナは余計に買われやすくなります。大証金でコメントしたように、各国の大幅利上げや観測により、ドル上昇が一服しております。ましてや、次回のFOMCが11月2日ということもあり、米国金融政策に対する影響力は少し弱くなったようにも思えます。そのため、NYプラチナが堅調に推移しやすいということにもなります。そのように考えますと、昨日もコメントしたように、もうしばらくは狭いレンジでの動きが予想できます。逆張り対処。
日経225は、米国利回りの動向で動いているように思います。利回りが上昇しますと、株価指数は下落しやすくなります。昨日もコメントしましたが、米長期利回りは上昇しやすいと考えており、今の日経225は下落トレンド継続中ですが、〇〇〇〇〇円まで突っ込むようならば、リバンド狙いで買い拾ってみたいと思います。
お分かりにくい点もあるかと思いますので、その時はお気軽にお問い合わせください。TEL 080-4653-1005(高橋)
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