本日21時30分に米雇用統計発表があります。市場予想では、非農業部門雇用者数25万人増加(前回31.5万人増加)、失業率3.7%(同3.7%)、平均時給前月比0.3%(同0.3%)・前年同月比5.1%(同5.2%)となっております。景気判断を示す非農業部門雇用者数が、市場予想を上回るとFRBによる過度な利上げが意識されます。その反対もあります。インフレを示す平均時給が市場予想通り、若しくはそれ以上の数字であれば、インフレが抑制されていないとの見方から、利上げペース鈍化が否定されることになりそうです。この平均時給の数字は、重要と考えております。
ちなみに、フェドウォッチによる0.75%利上げ確率は、75.2%です。(10:30時点)
「米雇用統計を受けて市場はどのように意識するか、まとめてみました。」
上記の反応をすると予想します。中でも、インフレ指標となる平均時給が上回るか、下回るかがドル・米国債利回りを左右すると考えております。
昨日は、FRB高官によるタカ派発言で、ドル高・米長期利回り上昇となりました。しかし、NY金、NYプラチナの反応は限定的だったように思います。
会員サイトで再三述べていますので、お客様、会員様は、そちらもご覧ください。
大証金は、昨日もお伝えしたように、7950円以上からは強気できません。しかし、数日間の突込み(下落)は買い拾われやすいと考えております。日柄が浅いことや、テクニカルでの買いが入りやすいため、今のところは一方向に動きにくいと予想します。このことは、あくまでも数日間の話であり、いずれは〇〇〇〇円~〇〇〇〇円のレンジで収まると予想しております。
大証白金も大証金同様、今は突っ込んでも買い拾われやすいと思います。今の相場を見る上で、下がらないことを評価するよりは、高更新するか否かを確認するのが良いでしょう。昨日の夜間取引では4123円まで上昇しましたが、5日の高値4140円は上抜けることができませんでした。本日や来週、重要な経済指標の発表があり、そこで高値を上抜けることができないようならば、〇〇〇〇円まで修正安を演じると予想します。高値を更新した場合は、再び2日~3日間の動きを確認する必要があります。
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