昨日は、米国企業決算が好調だったことやイギリス国債売却延期を受けて、株式市場が反発しました。
一方、為替市場では、昨日1円円高に振れたことにより、覆面介入が行われたのではとの思惑が広がっております。財務省のホームページでは、月末公表になっていると思いますので、その点に関しましては思惑でしかありません。ただし、本当に日本政府が介入しているとすれば、来月円高に動く可能性があります。
本日は簡単にコメントします。
先ずその前に、昨日ゴールドマン・サックス・グループは、現在の米国株はリセッション(景気後退)リスクを反映していないと指摘しております。私も同感です。
そのことを念頭に置いてコメントします。
大証金は、依然逆張り方針で考えております。基準にするならば、10月11日のロウソク足です。当面は、そのロウソク足の間で動くと予想しています。ただし、終値ベースで7800円を下回った場合は、注意しましょう。もう一段安もあり得ますので。
大証白金は、昨日のNY市場で大口投機家の買い気が弱回ったことや、NY市場の60分足、240分足それぞれが売り転換したことから、売り叩かれているように思います。昨日も指摘しましたが、4200円台は欲張らなければ利食いできるとしたように、既に100円以上下げていることになります。(17:30)ここからのトレードの仕方は、もう一段下落したところでは、売り玉の半分を利確し、更に下落した場面で、売り玉と同等、若しくは半分の枚数を新規買いするのが良いでしょう。私のイメージでは、もう一段下落したところから再び100円ほどの反発があり、そこから来月にかけて再び下落するように思います。よって、小刻みなトレードも有効です。
日経225は、27500円あたりまで上値があると予想していましたが、本日27370円高値から失速しております。仮に下落するとしたら、本日か明日が考えられます。ただし、そこで相場が踏ん張るようならば、テクニカルが買い転換します。しかしながら、私の根本には、景気後退を相場が織り込んでいないという考えがあり、正直27000円台の買いは推奨できません。今の相場が簡単に下落するとは思えないため、やはり10月SQ値を軸にトレードするのが良いでしょう。
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