<東京金>
東京金は、依然として売り方針継続しております。正直、売り勝負しております。以前からお話ししておりますが、NY金1200ドル台、東京4400円台は高いと私は考えております。その理由に関しましては、以前にもお伝えしましたので省略させていただきます。
今回チャート上に三羽ガラス(黒三平)が出現しました。売りのサインが出たと考えております。今年1月中旬以降に三羽ガラスが出現し、その翌日売られました。3月の初旬にも同じことが言えます。今年に入って、今回は4回目です。まだ下げておりません。そのため、売りを増やしております。ここは、最後の売り場と私はイメージしております。
<東京白金>
東京白金は、基本突っ込みを買い拾っております。私の考え方は、こうです。NY市場のファンドの取組は、売りに傾いていることから、ファンドの買戻しによりNY市場は反発したとしましても、東京市場では一般投資家の買いポジションが全く解消されないため、高値では売りが出やすい。つまり、NY市場で買われたところは売り、東京市場で売られたところは買いで考えるのが良いでしょう。
東京市場のポジションを見て、売りといった考え方もできますが、あくまでもNY市場中心の動きになることでしょう。目先的には材料不足で動きにくいため、今は狭いレンジの逆張りをイメージしながら対応するのが良いでしょう。
<東京トウモロコシ>
東京トウモロコシは、売り場探しと考えております。昨日もコメントしましたが、6月末に発表した作付推定面積・四半期在庫の数字は弱い内容(売り要因)。しかし、今回買われているのは、シカゴ小麦の上昇による飼料用需要増加期待と、産地の乾燥気味であることを材料としておりましたが、かみ砕いて考えますと、そもそもシカゴ小麦はファンドが売り込んでおり、その買戻しが一気に出始めたことで上昇しているため、長続きはしないと予想。天候相場の高値は、あまり意識せずに、売り場が出始めているため、売りチャンスと考えて頂くのが良いでしょう。なぜならば、最終的には需給ですので。
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