本日は、日経225について簡単にコメントいたします。
まず初めに、東証1・2部に関しての外国人投資家及び、個人投資家のポジションをお伝えします。ちなみに、先週1週間のポジションになります。3月19日時点でどのようにポジションが変化したのかご覧ください。
こちらは、日経平均日足チャートになります。3月15日~3月19日までの期間です。実際、外国人投資家は3月12日時点では3008億円買い越しでしたが、3月19日には4088億円買い越しに拡大しておりました。一方、個人投資家は同3049億円売り越しから3187億円売り越しに、こちらも拡大しておりました。それほど大きな動きがなかった分、方向性に変化はなかったように思います。しかし、上段チャートを見て頂きますと、19日の日銀政策決定会合を境に相場は下落し始めております。私の予想ですが、外国人投資家の手じまい売りが出てきたように思います。今週、同投資家がポジションを売り越しにしているようならば、もうしばらく上値の重い展開をイメージしておく必要があるでしょう。
こちらは、大証白金日足チャートになります。昨日は、40日移動平均線でサポートしたと話しましたが、実際のところ、昨年10月30日からの上昇トレンドを維持しております。ただし、レジスタンスライン(下降)が上値を抑える格好となっているため、徐々にボラティリティの小さい動きになることが予想できます。欧州のロックダウン延期が買い意欲を半減している一方で、露ノリリスクニッケル社の浸水被害が下値をサポートしているように思います。ただ、白金の根本に環境問題があることを忘れてはいけません。
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