【米国中間選挙】
現在、米国中間選挙の開票が行われております。17時時点で、上院では民主党が48議席、共和党が47議席となっております。過半数は51議席。下院では、民主党173議席、共和党198議席。過半数は218議席です。予想通り、上院は接戦、下院は共和党有利です。
今回の中間選挙の重要テーマはインフレです。バイデン政権が、多額な財政出動したことで、インフレを招き、国民の生活が困窮し始めております。そのため、ねじれ議会、野党主導議会になった場合、財政健全化とインフレ抑制を期待しているように思えます。
その期待から昨日は米国長期国債利回り低下、ドル安の動きになりました。株式市場では、米中間選挙で共和党有利ということから、買いが先行したようです。つまり、株式市場からもバイデン政権は非難されているようです。
【大証金】
さて、大証金ですが、昨日は米長期国債利回り低下により、NY市場で1700ドルを突破したことで、一気に7900円を回復しました。昨日のコメントでは、買い主体の逆張り方針と述べましたが、正直押し目らしい押し目が見当たりませんでした。今回NY市場で1700ドルを突破したことで、一段高があるかは別として、突込みは買われやすいと考えます。買い目線の中で、昨日引き上げたレンジを更に引き上げてトレードしたいと思います。ただし、上値は追わないようにします。
【大証白金】
大証白金も本日大幅上昇となりました。昨日は、NY市場で1000ドル突破、一段高もあり得ると指摘しましたが、本日大証金大幅上昇に引っ張られる格好で、大証白金は昨年2月に付けた高値を上抜けました。正直買われすぎの領域内です。ただし、ここまで上昇すると、更なる高値を出す可能性もあります。本日の大証白金の動向を見ますと、利食い優先していたように思います。そのため、売り方の買戻しがあまり出ていなかったように感じます。今はNY市場が、相場をけん引している状態です。現物価格よりもNYプラチナ価格は、13~14ドル割高となっており、世界で一番高いプラチナはNYプラチナということになります。(上海白金除く)一部のお客様にはお伝えしましたが、10日~15日が一つの山場になると考えております。ちなみに、4370円を終値ベースで下回ることができれば、上がりにくくなると予想します。
【日経225】
日経225は、そのまま売りポジション維持しております。昨日空売り比率が38.3%まで低下し、前日の日経平均344円高で一旦買戻し終了と考えております。ただし、本日の空売り比率は42.7%に上昇。あくまでも、今回の売りは目先狙いであり、突込みは利確を意識していきます。今週末のSQを注目しております。
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