昨日発表の米国CPIコア指数は、前月比0.3%上昇（市場予想0.5%上昇）、前年同月比6.3%上昇（同6.5%上昇）という結果でした。この数字を受けて、フェドウォッチによる0.5%利上げ確率は、発表前に52%から83%まで上昇しました。ポジティブサプライズになったようです。現在は83.0%です。
来月のFOMCで、0.5%利上げが確実視されています。
【日経225】
昨日の会員サイトで、日経225の売り玉利食い、途転買いが成功しました。本日の会員サイトでは、その買い玉の利確を提案しました。本日のオプションSQ値は、28255.86円でした。本日の日経平均終値は28263円ということで、SQ値を上回っております。上回っている限りは、まだ買いの流れと考えております。押し目は買い方針です。
【大証白金】
昨日は、短期未だ買い流れと述べ、売りたい方は2～3日間様子見るのが良いとお伝えしました。その結果、本日も大幅上昇となりました。昨日は米CPIが市場予想を更に下回ったので、大幅ドル安＝円高となりました。CPIショックとも言われていますが、ドル安になるとNY市場で、大口投機家が買い煽ってきます。相当買われすぎの状態になっておりますが、買い方大口投機家のリズムである以上、正直逆らえません。そのため、ここからは買いも様子見たいと思います。新規売りは、来週踏み上げ相場があれば、再度トライしてみようと思います。
【大証金】
大証金は、昨日お伝えした通りの動きとなりました。しかし、昨日は高安で120円以上動きました。かなり、相場が荒れているように思います。ただし、ここからの突込みは買い方針と考えます。ロスカットのポイントは、会員サイトで述べていますので割愛します。11月9日に大陽線を演じ、簡単にその大陽線を下回るとは思えません。ましてや、今回の米CPIの結果で、FRBの大幅利上げ鈍化すると市場が意識していることも、NY金にはプラスに作用することでしょう。
ちなみに、やはりドル円は145円が円高のサインになりました。当面のレンジは140円～145円に切り下がったと判断しております。私は、以前から述べているように、いずれ130円台まで円高が進むと予想しております。
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