こちらのチャートは、ドル円日足になります。前回のコメントで、140円~145円のレンジに切り下げたとお伝えしましたが、先週末138円台まで円高が進んだことにより、早い段階で135円も考えられます。上記のチャートを確認しますと、現時点で一連の上昇トレンドを下回っており、先週の米CPI逆ショックで形成したロウソク足(①)が、今後のドル円上値ポイントになることでしょう。つまり、以前からお伝えしていますが、既にドル円はピークアウトしており、140円台前半まで戻したとしても、円高が振れやすくなっていると考えます。
こちらのチャートは、上からNYプラチナ日足、NYパラジウム日足になります。後講釈になりますが、今回のNYプラチナ上昇は、私の予想では、大口投機家がNYプラチナを新規買した一方で、NYパラジウムを新規売りしていたからだと考えます。10月8日公表のCFTC建玉明細で確認しましても、9月28日~10月4日に、先ほどお伝えしたような動きになっておりました。恐らく、その背景は自動車触媒代替によるものと思います。先週末に、恐らく大口投機家のNYプラチナ売り、NYパラジウム買いが出たことで、本日のように下落を招いたと考えます。
ここからですが、既に大口投機家がポジション解消しているのであれば、買われすぎの領域でもあったことを踏まえると、今までのような上昇はしにくくなると判断しております。本日は短期売られすぎではありますが、戻れば売りを考えていきたいところです。
大証金は、先週末買いポジションのロスカットがヒットしてしまいました。正直4846円を簡単に下回るとは思いませんでした。今回、大証市場で相場が行って来いしていることから、上値も重くなってくることでしょう。ここは、数日間様子見たいと思います。
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