やはり、ドル円は135円を下回ってきました。ただし、このドル円下落が、本日米国雇用統計で市場予想通り、若しくは予想を下回ることによるものならば、その発表後に反発する可能性があります。私は、再三ドル円は下落トレンドをたどっていると見ておりまた。なぜ、日銀が2回に渡り円買い介入をしたのかが重要です。今後は、130円台での値動きを予想しております。
ただし、NY金の1800ドル越えは予想外でした。しかしながら、円高が大証金の上値を抑えており、仮に円安によりドル高となった場合、NY金は再び1800ドルを割り込むと考えております。つまり、大証金は下落トレンドとは言えませんが、戻り売りで対処するのが良いでしょう。
【大証白金】
大証白金も高値から反落しました。昨日もお伝えしましたが、今のNYプラチナは良いとこ取りであり、悪材料を織り込んでおりません。一部のお客様には伝えしましたが、価格が上昇した場合、必ず上昇した材料を織り込みます。価格が高ければ、現物売りも出やすく、このご時世で上昇し続けるとは思えません。(ただ、大口投機家の動向次第)
昨日のブログコメントを確認して頂きたいのですが、恐らく大口当業者はNYプラチナの売りポジションをかなり増やしていることでしょう。その売りポジションは、余程のことがない限り損決済はしないと考えております。そのため、大口投機家の新規買いが止まれば、次はNYプラチナの下落が待っていると予想します。(ドル高の方が、大証白金下落を期待することができます。)
ちなみに、格付け会社ムーディーズは、2日に中国金融システムについて、不動産部門の低迷と景気減速によりリスクが高まっていると指摘しております。このことが、リスクオフにつながるかは定かでありませんが、これだけ世界中央銀行がインフレ抑制に向け大幅利上げをしている中、世界経済が好調になるとは思えません。
【日経225】
日経225も一部のお客様にはお伝えしましたが、やはり28000円台は売られやすかったと思います。以前、PER(株価収益率)が16倍を上回っていることから正直28000台は強気しにくかったです。本日の米雇用統計で、反発する可能性もありますが、そういったところでは売りを考えるのが良いでしょう。
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