昨日の米CPIコア指数は、前月比0.3%上昇(市場予想0.3%上昇)、前年同月比5.7%上昇(同5.7%上昇)となり、市場予想通りの結果となりました。市場は、インフレが鈍化していることから、FRBが利上げを緩めるとの見方が大半。そのため、2月会合で0.25%利上げ確率は、94.2%まで上昇しております。
昨日の米国株は、ソフトランディング期待でプラス圏を維持。一方、日本株は、来週会合で大規模金融緩和の副作用を点検することで、タカ派色が強まったようです。
<今後のポイント>
1月18日 日銀金融政策決定会合⇒円・株式市場
EU圏消費者物価指数⇒ユーロ・ドル
2月1日 FOMC⇒金融商品全般・特にドル
2月2日 ECB理事会⇒特にユーロ
それ以外でも材料は目白押しですが、この日は抑えておく必要があります。
私は、前々から125円までの円高を予想していましたが、正直今年に入ってはFOMCまで横ばいの動きをイメージしていました。しかし、米CPIの結果により、FOMCまではドル安・円高に振れる安くなったと思います。しかし、既に次回会合で0.25%利上げを9割以上織り込んでいるため、ドル円のリバンドも考えられます。私の予想では、125円~130円レンジ。
大証金は、NY市場が予想通り反発しておりますが、それ以上に円高の勢いが増し、大幅安となりました。本日の会員サイトでは、短期的に売られすぎていたため、〇〇〇〇円以下で試し買いを提案。ここは、枚数勝負するところではないと判断しており、最小枚数で臨みたいところです。
大証白金は、以前からコメントしているように、売り目線継続です。昨日のNYプラチナ市場を見ましても、ドル安・ユーロ高にかかわらず、反発しにくくなっておりました。やはり、11日に現物売りが出たのかもしれません。しかし、まだNYプラチナは崩れておりません。私が、大証白金を弱気している理由として、再三述べていますが、大口投機家の大量な買いポジションの存在です(大口当業者は大量の売り)。少なくとも、大口投機家の買いが1万枚近く減少し、大口当業者の買戻しを誘発しない限り、NYプラチナ相場は上昇しないと予想しております。(昨日も指摘したように、中国筋の買いも入りにくくなっている現状では、NYプラチナは強気しにくいと考えております)
。本日大証白金が大幅安となったため、再び反発する場面もあると思いますが、その反発したところでは、引き続き売りを仕掛けていきたいと思います。
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