昨日の米国10‐12月期GⅮP速報値が、市場予想を上回ったことで、ドル高・米長期利回り上昇となり、NY金・NYプラチナの圧迫要因になったようです。ただし、個人消費が落ち込んでいることから、数字を鵜のみにすることはできません。
いずれにしても、来月FOMC、ECB理事会までは、ユーロドルは一方向に動きにくいと考えます。今の市場の見方は、米国0.25%利上げ、ユーロ圏0.5%利上げ予想となっております。今回のFOMCでは、ドットチャートは公表しないため、声明文とパウエル議長の記者会見に注目が集中することでしょう。
【大証金】
大証金は、もうしばらく大幅下落はないと予想します。今のポジションは、1対1の様子見ですが、本日相場が反落したことで、会員サイトでは新規買いを提案しました。ただし、ビックイベント前でもあり、無理のない枚数でポジション維持が良いでしょう。
【大証白金】
大証白金は、やはり下落してきました。昨日は、反発も視野に入れていましたが、反発がほとんどなく、本日下落となります。私は、昨年4633円の高値を付けてから、その価格を当面の天井と指摘してしてきました。昨年12月には4050円まで下落を予想、結果的に4105円で下げ止まりましたが。その後の動きを見て1月中旬以降、4200円前後の下落を予想、結果4173円まで下落しました。本日の価格水準は、やや短期的に売られすぎであるため反発する可能性はあります。しかし、最終的にはNYプラチナ1000ドル割れ、大証白金4100円~4000円を予想します。繰り返しの話になりますが、大口投機家の手仕舞い売りが出てこない限り、腰を据えて買っていく気にはなれません。仮に新規買いをした場合は、リバンド狙いで考えるのが良いでしょう。2月~3月は、大口投機家が決済してくる可能性があります。引き続き、売り目線で臨みたいと思います。天井を打った相場が、簡単に底打ちするとは思えません。ましてや、世界中央銀行が利上げしている真っ只中で。。。
【日経225】
27200円以上から売りを仕込んでいる立場で、こんなことを言うのもおかしいのですが、日経225はまだ下落するには不十分と判断しております。そのため、日柄、若しくはもう一段の過熱感が必要になると予想しています。そのため、引き続きマイナス圏は売らず、プラス圏で売っていこうと思います。
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