大証白金は、本日売られすぎの領域に突入しました。18:22

【大証白金】

 本日ようやく大証白金が、売られすぎの領域に突入してきました。私自身、昨年11月高値4633円を付けてから、大天井の可能性を指摘、それ以降は4450円以上で売り方針、売り目線を通してきました。その考え方の理由としては、プラチナの強材料出尽くし感、欧米景気後退懸念、大口投機家の大量な買いポジション保持です。ただし、中国がゼロコロナ政策を徐々に緩和したことで、市場に楽観ムードが漂い、同筋の手仕舞い売りが出にくい状況で2月を迎えることとなりました。そのため、相場は1回も売られすぎの領域に突入することはなく、NYプラチナで1000ドルを維持する動きとなりました。

しかし、今月FOMC、ECB理事会がきっかけとなり、ドルが下げ止まり、ユーロ高一服感が出たことで、NY貴金属市場に売りモノが出やすくなったと思われます。

 繰り返しの話にはなりますが、天底を打つ時は行き過ぎた相場になりやすく、価格によって評価が異なることも理解しておくべきでしょう。NY市場が1000ドルを割り込むことによって、現物業者の買いが入りやすくなり、今度は大口投機家の弱気に対し、現物業者の強気になる構図も予想できます。ただし、現物業者、すなわち大口当業者は、相場をけん引することはありません。高くなれば必要な分だけしか買わず、安くなれば思った以上に買うことが多々あります。現に中国筋は、そういった買い方をします。

 話は相場に戻しますが、今は売られすぎの領域に突入したため、先日から述べていたように、リバンド狙いの買いが有効と考えます。ただし、ここまで下落した相場が、Ⅴ字反騰するとは考えにくく、再び売られすぎが解消されれば、売り圧力が強まる価格帯もあることでしょう。詳しい価格に関しましては、会員サイトにて掲載いたします。

【大証金】

 大証金は、会員サイトで下振れの可能性もあるため、ご資金に余力のある方のみ〇〇〇〇円以下で買ってみるのも良いと提案しました。NY金は、やはりユーロ安が重しになったように思います。ただし、NY金の取組み面から見ても大崩れするとは思えないため、引き続き大証金〇〇〇〇円~〇〇〇〇円レンジを想定して突込み買いが良いと考えます。

 

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