昨日は、スイス大手金融グループ「クレディ・スイス」の経営不安・経営破綻リスク警戒により、金融システム不安再燃から金融商品全般下落することとなりました。しかし、日本時間午前中、スイスの中央銀行から最大7.1兆円規模の資金を調達すると発表したことで、市場不安が和らぎました。
欧米の金融不安により朝方、今月FOMCで据え置き予想が50.5%でしたが、現時点で32.1%に低下しております。(17時時点)
本日22時15分のECB理事会で、予定通り通り0.5%利上げを決定するか注目したいと思います。0.25%利上げであれば、市場へ一時的に安心感を与えると思われます。
大証金は、本日の会員サイトで述べた通りです。8200円以上では利食いを提案している一方で、〇〇〇〇円前半では押し目買いを提案しております。数日間は、その考え方を変えるつもりはありません。当面は行ったり来たりの相場を予想しております。
大証白金は、本日予想以上に下落しました。米国から欧州に金融不安が飛び火したことで、市場は売り一色となりました。ただし、会員サイトでは、本日の安値を買い方針で提案。その理由としては、以前にも指摘しましたが、NY市場における大口投機家が900ドル台で弱気しているからです。そのため、ショック安は限定的と判断しております。相場が天井を打つ時は、強気一辺倒になります。なぜ強気になるのか?それは、強気のニュースしかないからです。その反面、底を打つ時は弱気のニュースしかありません。今回が底というわけではありませんが、弱気のニュースが蔓延しているため、どうしても一般の方は買いポジションを維持しにくくなります。そこはチャンスと考えております。しかしながら、金融システム不安・インフレによる欧米中央銀行の利上げなどが上値を抑える要因になるため、反発した場合では欲張らずに利食いを考えるのが良いでしょう。よって、当面は逆張りスタンスで対処したいと思います。
ほとんどの相場は、大きな上昇相場ののち、下落相場となり、そのあとは保合いを演じます。そのリズムで再び上昇・下降相場に移行します。今の大証白金は、保合い相場をイメージしております。
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